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ニコニコ動画が衰退(オワコン化)した理由を考える

 

ニコニコ動画の衰退が止まらない

ニコニコ動画の有料会員(月額540円)であるプレミアム会員数が2016年9月の256万人をピークに2017年9月は228万人と、この1年間で約28万人も減少しています。

 

プレミアム会員数

16年03月:256万人 
16年06月:256万人
16年09月:256万人 ←ピーク
16年12月:252万人(-4万人)
17年03月:243万人(-9万人)
17年06月:236万人(-7万人)

17年09月:228万人(-8万人)

 

 ニコニコ動画は2007年1月15日の正式サービス開始以来ずっと右肩上がりでプレミアム会員数が増加傾向にあったのだが、2016年12月にプレミアム会員数が-4万人と初めて減少に転じたあとは、その後も止まることなく現在(※2017年9月時点)まで会員数が減り続けています。

 

 

ニコニコ動画ではプレミアム会員数だけでなく「投稿動画数」「再生数」「コメント数」も近年減少傾向である。

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 ニコニコ動画が衰退した4つの理由

YouTubeの台頭

・コメント数の減少

・多様性の減少

・人気実況者のYouTubeへの流出

 

YouTubeの台頭

ニコニコ動画衰退の原因としてまず思い浮かぶのがYouTubeの台頭です。

 

ニコニコ動画にはコメントが表示されるという独自性と、YouTubeに投稿される動画は主に海外向けのコンテンツが多かったので、一時期はきちんと住み分けが出来ていた気がするのだが・・・

 

ヒカキンがYouTuberとしてメディアでも注目され始めた2013年~2014年頃を境に、日本でもYouTubeを観る人が多くなり、最近では「ヒカキン」や「はじめしゃちょー」などの人気もあって、特に20代以下の層ではニコニコ動画よりもYouTubeを観ている人の方が多いというデータもあります。

 

 

人気があるサービスには必然的に面白いコンテンツやセンスのある動画投稿者が集まりやすく、 それが更にユーザー(視聴者)を呼ぶ好循環が生まれやすく

 

逆に、廃れていくサービスというのは面白いコンテンツ(動画)が減る→利用ユーザーの減少→動画投稿者の減少→以下ループの悪循環に陥り、まさに今のニコニコ動画がこの状態(悪循環)に突入し始めているように私は感じます。

 

 

■大幅なコメント数の減少

2008年 967,974,718
2009年 575,309,322
2010年 616,297,920
2011年 581,933,000
2012年 481,696,372
2013年 341,239,161
2014年 305,483,167
2015年 313,251,294
2016年 250,661,566

2017年10月25日まで 166,232,569

 

ニコニコ動画では2008年のピーク時に、年間で約9億6,000万ものコメント数があったが、それが2016年には約2億5,000万コメントまで減少。

そして2017年は総コメント数が2億を割る可能性まででてきた。

 

 総コメント数が減った原因については、2008年~2010年頃まで比較的ニコニコ動画にパソコンユーザーが多かったのに対し、2011年以降はスマートフォンニンテンドー3DSなどの台頭で、キーボードで文字を打つ文化の衰退・消失(スマホでコメントを打つのは面倒くさい)が考えられるが・・・、それにしても減り過ぎである。

 

 

コメント数の減少は「コメント付きで動画を観る楽しさ」「実況chのライブ感」「補足説明コメントの面白さ」など、ニコニコ独自の良さ(武器)を削ぐ形になっており、この点もユーザーのニコ動画離れを加速させています。

 

 

多様性の減少

2015年頃に起こったマリオメーカー問題」を覚えているだろうか?

 

任天堂のクリエイター奨励プログラムの開始とともに、マリオメーカーの動画ばかりがランキングを独占し、動画の多様性が失われた事件。

 

クリエイター奨励プログラムによって動画投稿者に利益を還元すること自体は素晴らしい仕組みなのだが、人気や再生数を稼ごうと思ったら、今話題のゲーム、人気のジャンルに動画投稿が偏ってしまう弊害がどうしても起こってしまう。

 

YouTubeでもヒカキンの動画が流行ったら、ヒカキンの動画編集をまねて、みんな似たような企画や動画しか投稿しなくなってしまう。それによる多様性の消失はユーザーの「飽き」を加速させ、ニコニコ動画全体の衰退につながってしまう。

 

 マリオメーカー問題自体はデモンズソウルやダークソウルの実況で有名な「ふぅ」の問題提起により一応の収束を見せたが、今思えばこの時からニコニコ動画の衰退は始まっていたのかもしれない。

 

 

 人気実況者のYouTubeへの流出

ニコニコ動画衰退の要因として最近感じるのが「人気実況者のYouTube流出」です。

 

2017年に入ってからレトルト、キヨ、ガッチマンなど、2008年~2009年のニコニコ黎明期から動画を投稿し、ニコニコ動画の人気を支えてきたゲーム実況者たちが軒並みYouTubeへ移籍してしまったのである。

 

これらの実況者はYouTubeでは毎日動画を投稿しているのに対し、今年はニコニコ動画での投稿活動を殆どしなくなってしまった。そして、彼ら人気実況者がいなくなった時期とニコニコ動画のプレミアム会員が急激に減少した時期が符合する。

 

 

私自身、2017年に入ってからニコニコ動画を視聴する機会の減少、ニコ動を利用したとしてもマイリストに登録した過去の動画を見直す時間の方が長くなった気がします。

 

 かつて「初音ミク」や「ボカロ曲」「東方」「ゲーム実況」「歌ってみた」など様々な流行や独自のコミュニティを産み出してきたニコニコ動画

 2017年にはニコニコ動画正式サービス開始からちょうど10年が経過しましたが、この先さらに10年サービスが続くよう、ニコニコ動画運営には頑張って欲しいものです。

 

 

 

 

【グラガ・グラガ討伐戦】約9年ぶり!完全新作MH:W(モンスターハンター:ワールド)登場!

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2017年6月13日に北アメリカで行われた 「E3 2017」にて、「モンスターハンター:ワールド(MHW)」の発売が発表されました。

 

日本ではプレイステーション4専用の独占タイトルになる予定で、海外ではXbox One、PC版もリリース

 

MHWの発売は2018年初頭を予定

 

次世代ゲーム機用に制作された今作は、グラフィックだけでなくモンスターの行動AIも強化。間違いなく過去最高のモンハンになるといわれ、長らく据え置き機でのモンスターハンター作品を待ち望んでいたユーザーにとっては待望の1本となります。

 

 

プレイステーション4専用ソフト『モンスターハンター:ワールド』

CAPCOM公式サイト

www.capcom.co.jp

 

冷遇され続けた据置きゲームユーザー

MHWがPS4で発売となると、据え置きゲーム機向けの完全タイトルとしては2009年にWiiで発売されたモンスターハンター3(トライ)以来約9年ぶり。

(当時MH3を遊ぶ為だけにWii本体を2万5,000円で購入したのが懐かしい・・・)

 

CAPCOMのMHシリーズはPSPモンスターハンターポータブル 2ndの大ヒット以降、PSPニンテンドー3DSと携帯ゲーム機向けのソフトが主流に。

2015年11月28日に発売された「モンスターハンター クロス(MHX)」に至っては販売本数が420万本超えと、CAPCOMの経営を支える大人気タイトルとなっています。

 

 

 その一方で据え置きゲーム機向けのモンハンは2009年の「MH3」以降 、モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver(PS3/2011年)、モンスターハンター 3G HD Ver(Wii U/2011年)、モンスターハンターフロンティアZ(PS4/2016年)と移植作品ばかり。

 

売れてるゲーム機でソフトを出すのは商売の基本なのですが、PS2の初代モンハンからMHシリーズを遊んでいるファンにとっては、不遇の時代が続きました。

 

 

 次世代機では高グラフィックでモンハンが遊びたい!

画質龍グラガ・グラガと言われようが、モンスターハンターは大画面の高画質テレビでプレイしたい。

 

 

今のモンハンシリーズはグラフィックの解像度は高いのですが、テクスチャは正直PS2レベル

f:id:sim-point:20170712191126j:plain※参考画像 PS4モンスターハンターフロンティアZ(MHFZ)

 

 

プレイステーション4Xbox Oneなどの第8世代ゲーム機では『Horizon Zero Dawn』や『アンチャーテッド4 海賊王と最後の秘宝』『The Last of Us』など、圧倒的に海外スタジオ制作のゲームソフトの方が技術レベルが高い。

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sim-point.hatenablog.com

 

国産のゲームソフトでもスクウェア・エニックスの『FF15』やフロムソフトウェアの『ダークソウル3』などグラフィックが綺麗なゲームもあるのですが、最近の洋ゲーと比較するとグラの凄さで驚くこともなくなりました。

 

 

 ゲームの面白さを決定づける要因はグラフィックの美しさだけではないのですが、 総合的に完成度の高いゲームを消費者は求めている。モンスターハンターのグラフィックもそろそろ次のレベルへ到達してほしいものです。

 

「原点回帰」の新生モンスター:ワールドに期待

 CAPCOMの開発陣が言うには今度のMHWは「原点回帰」

 

現在主流のど派手なアクション主体の狩りから、初代モンハンをリスペクトしたある意味、本来の狩りゲーへと戻るらしいです。

(草むらに隠れてモンスターの行動を観察したり、マップに配置されている仕掛けを利用してモンスターを攻撃したり、モンスターの生態をより強く感じられる作りになっている。)

 

 

最近のモンスターはジェット機のように空を飛んだり(バルファルク)、デカい機械を操ったり(アトラルカ)、ファンタジー要素が強すぎて本来のモンスターハンターではない。

 

MH2(2006年)で古龍種(クシャルダオラ)が登場したときも、だいぶ批判が出たのですが、今のモンハンはそれを通り越してぶっ飛んでいる。

それはそれで方向性としてはありなのですが、初代モンハンからのプレイヤーとしてはもっと硬派なモンハンが遊びたい。

 

そんな据え置き機からの古参ファンにとってモンスターハンター:ワールドは渾身の期待作!こんなに発売日が楽しみなモンハンはWiiMH3以来なので俄然期待が高まります。

 

 

sim-point.hatenablog.com

 

 

 

PS4のゲームとは思えないHorizon Zero Dawnの素晴らしき世界、美しい写真の数々

 

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 2017年3月2日に発売されたPlayStation 4専用ソフト「Horizon Zero Dawn(ホライゾン・ゼロ・ドーン)」

 

Horizon Zero Dawnの初週販売本数は11.6万本と、ニーアオートマタの約20万本には及ばないものの、スマホゲームに押され、縮小傾向にある据え置ゲーム市場ではなかなかの好成績。

 

そんなHorizon Zero Dawnには、ゲームプレイ中に写真(スクリーンショット)が撮影可能なのですが、この機能がまた素晴らしい!

 

Horizon Zero Dawnの素晴らしき世界

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ここで紹介する写真は全部プレイヤー自身が撮影したスクリーンショット集です。

 

Horizon Zero Dawnの公式画像などではなく、実際にゲーム内で撮影可能な写真の数々です。

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なかにはどうやって撮影したの?思えるほど凄い綺麗な写真が・・・

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これ全部PS4のゲーム内で撮影可能。信じられない・・・

 

プレイヤーの撮影センスが半端ない。

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Horizon Zero Dawnに登場する敵キャラ「ソウトゥース」

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音楽アルバムのジャケットに採用されてもおかしくないレベル

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ここまで全部ゲームプレイヤーがゲーム内で撮影して投稿した写真。(まとめてアートブックして欲しいくらい)

 

 

HZDはFPSゲームのKILL ZONEシリーズで有名なゲリラゲームズが開発した新規タイトルなのですが、グラフィックやゲームとしての完成度が非常に高く面白いです。

 

メインクエストを進めるよりもマップの探索や、未知の機械獣の戦いなど、初見プレイが1番楽しめるゲームです。(今回紹介した写真撮影機能も素晴らしい。)

 

 

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▼他にもプレイヤーが撮影した素晴らしいスクリーンショットの数々があるので是非、参考リンク元を御覧ください。

 

【画像の引用元リンク】

openworldnews.net

 

openworldnews.net