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【保険業法はザル法律】保険業界から批判、au携帯電話と保険のセット割り提供中止へ

KDDIが今年の4月からauの携帯電話契約と生命保険、損害保険、住宅ローンをセットにすることで毎月200円の割引きが受けられる「auのほけん・ローン」のうち

auの生命ほけん」に関して割引が保険業法に抵触している可能性があるということで、その保険の販売を終了する方向で調整しているようです。

 

保険業法では特定の契約者に対して特別な利益を提供することが禁じられてる

読売新聞の記事によると

KDDI(au)は、auの携帯電話利用者が生命保険を契約すれば、通信料から毎月200円を割り引く「セット割」を11月末にやめると発表した。

12月以降は保険契約者に毎月200円を還付する方式に改める。生保業界から「セット割は特定の契約者への優遇を禁じた保険業法に抵触する」との批判があったためだ。

 KDDIは「auの生命ほけん」として、出資先のライフネット生命保険の商品を販売していた。現行の保険契約者についても、200円を還付する形に切り替えるという。KDDIはセット割を通じ、携帯電話の契約者を長期的に囲い込む狙いがあった。

 

 またこの記事の面白い部分は「200円の割引きは駄目だけど、200円の還付はOK」だって

 割引きも還付も似たようなものに思えますが、これが通用するなら保険業法なんてとんだザル法律ですね~。

 こんなの解釈次第でいくらでも抜け道が用意できるじゃないですか?

 

還付が禁止されたら次は「ポイント付与」という形に切り替えれば問題ない。こんないたちごっこの議論に無駄な時間を使うくらいならいっそ規制緩和をすればいい

法律を無駄に作るふりをして仕事をした気になる、非効率なお役所仕事。利権を預かる連中にはおいしい仕事~。