4月1日から電力自由化が本格的にスタート、契約切り替えは0.5%ほど
一般家庭でも電気を買う企業を自由に選べる、電力小売り自由化が4月1日からスタートしました。新たに参入した新電力への事前切り替えの契約数は37万件。
3月25日までに全国で約37万8400件が大手電力から参入組に乗り換え。そのうち東京電力管内が22万1800件、関西電力管内が10万3500件と、新電力への切り替えた世帯が2社の管轄内だけで9割を占める結果となりました。
東京電力は原発事故の影響でイメージが悪化し、東電の電気を使いたくないと考える利用者も多いと思いますが、関西電力の乗り換え数が多いのはなぜでしょうね?
新聞各社の発表によると、対象となる6260万件のうち契約を切り替えたのは0.4~0.5%の家庭となっています。
東電、関電管轄内で人気な新電力会社
東京電力管轄内では東京ガスが提供する電気への契約が20万件と約6割、次いでJXエネルギーの「ENEOSでんき」が7万件、3万件が東京急行電鉄の子会社「東急パワーサプライ」の順で契約数が多いようです。
関電管轄内では大阪ガスが提供する電気の契約数が2月末の時点で6万件と人気のようです。